凛の、ちょっとした思いつ記

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zoom RSS なぜか今ごろ新解釈

<<   作成日時 : 2014/12/13 01:06   >>

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公演が終わって、一週間以上たち、
今回は、役に入っている普通の芝居のときと違って、全く公演を引きずっていないとここでも書いたのだが、
昨日、はたと、上演したうちの一つの小品の、やってみなかった表現の可能性に思い至った。

ここでも何度か書いた、宝塚でやったら、演出家にタコ社長を要求されて、その次は10Kg太ってみてと言われた、あの小品だ。
ストイックに作った第一部が終わって、トークコーナーが終わって、第三部の口開け、
「ここは自由に気楽に観たいように観てください」というのを示すのが役割、と解釈していたので、
かなり意識して、「自由に」演らせてもらった。

結果として、その役は、宝塚でもタコ社長でもデブでもなく、最終的には「やりたい放題の私自身」になったような気がするのだが、
そして、それは男役(うちの女房が、なんてせりふにあったから)ではあったし、人間ですらなかったので、
どう考えても私自身ではなかったのだけれど、
でも、別の意味で、全く「作った」ものではなくて、間違いなく私自身で、
でも、また別の意味で、長い付き合いの主宰も、二か月稽古を共にした演出家も共演者も、
「こんな凛さん見たことない(笑)」と言ったところを通り越してから出てきたもので、
たぶん、最初の私では行きつけなかったであろう「やりたい放題の、でも未知の私自身」だ。
だから、演出の勝利でもあり、それに応えられた自分の勝利でもあると、満足はしているのだが。

だが、はたと、気づいてしまったのだ。

私「ところであなた、○○はお好きですかな?」
相手役「○○?」
私「ええ○○です」
というセリフがあり、その○○は小品のキーポイントだったので、
そこで繰り返される○○を、かなりねっちょりとやったのだけれど。

アレを粘らずに、普通ならばその場で出てくるはずのないその○○という単語をさりげなくするっと言って、
相手役がえ?なに?○○?なんで今○○?って感じで聞き返す、ってのもありだったかと。
で、そうやれば、最初の「ところであなた」の所がひっかけになり、相手が疑問を持って食いついてきたときに乗せていけば、
そのあとにつづく「それならなおさら…」と話を進めるところのひっかけ成功の気持ちがはっきりとしたかも…なんて。

もちろん、本番でやったものも、解釈として間違いなく「あり」だ。出来も面白かったと思う。
でも、気づいちゃったら、それもやってみたかったな、どうなったかな、と思う。
それが試せないのが、ちょっと残念。

演出家が千秋楽の前のダメ出しで
「千秋楽だと思って崩さず、頑張らず、まだまだ続く進化の一過程だと思ってやってください」というようなことを言ったのだが、
まさに、そうなったなあ、と。
でも、以前にも「もう演じることもないのに別の可能性に気づいちゃって、変なの」と思ったら
その再演にオファーされたことがあったので、あながち「もう二度と演じない」ってこともないのかもしれない。

いらん事考えすぎる日々は続くのでした。
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