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zoom RSS すぐ隣に引っ越すようなとはいえ

<<   作成日時 : 2014/12/10 02:05   >>

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「生と死は隣り合っていて、すぐお隣へ引っ越すようなものだといつも感じさせてくれるみ群作品で舞台復帰です」
公演パンフレットに出演者のコメントを一言ずつと言われて、書いた文章の一部です。

一年前、公演オファーを受けたときに、「あー、前回大樹に出してもらった時にはママも観に来たんだよなー。
おばあちゃまも、ぴゅーも生きてたんだよなー」と、まず思ったもので。
特に母の死は急だったので(意識レベルが低いと言われながら、病院から呼び出されるほどではなく、
私が呼ばれたのは午後2時過ぎ、それまでバイトしていて、病院に呼ばれて6時半には臨終だったという急展開)
ポカーンとしてしまって、本当に地続きの地平に引っ越したという気しかしなかった。

今回の公演。
私は学生時代から手伝っているアマチュア学生同窓会劇団(自分の親世代)のお客様が多いので、
皆さん足弱になられたり、病気がちになられたり、ご家族の介護があったりでご来場が減り、集客に苦労した。
(それでも、別口の友人たちのご協力のおかげで、何とか自分に課していた自主的ノルマはクリアできたのだが。)
先の同窓会劇団からは、男性3人がご案内を送ってすぐにお申し込みくださった。
偶然、3公演にお一人ずつになった。

公演が始まって、2回目の夜の部。
来てくださったのは、同窓会では若手の(私の兄世代くらい)男性。大きなバラの花束を持っていらしてくださった。
画像


「皆さん、なかなかお出掛けになれなくなって…昼の部でAさんが、明日はKさんがいらしてくださいます」
と何の気なしに話題を振ったら…
「Kさん…亡くなったよ。事故で…、一昨日だそうだよ。昨日メールで連絡きた…」

ああいう時って、「うそぉ…」としか言葉が出ないものなんですね。
そんな悪い冗談、言う訳がないとわかっているのに。
だって、ほんの半月前にKさんと「観に行くからね。誰かくる?なんだ連絡ない?みんなダメだなー」
なんて電話でお話ししたばかりだったのですから。
そして、明日にはお会いできると思っていたのですから…
(たぶん幹事さんは公演中の私を慮って訃報ご連絡を止めてくださったのでしょう)

わかっていたけど、諦めきれなくて、チケットは受付にご用意しておきました。
でも、やっぱりいらっしゃらなかった。
いや、チケットはいらない身体になったけど、観にはいらしてたんだと思う。お芝居好きだったんだから。

今日、ご葬儀に行ってきました。
転ばれて、頭を打って、2週間ほど人事不省でいらしたとのこと。
逆算すると、チケットのお申し込みの電話をいただいてお話したのは、そのほんの少し前のこと…

「誰かの心の中に強く生きていればそれは死をも乗り越えられる」というセリフもあったけど。
「すぐ隣にちょっと引っ越しただけ」とは思うけれど。
その、隣とは簡単にお話はできないし。
生きている我々が彼の思い出を忘れることはないけれど、これから彼と新しい思い出を築くことはできない。

引っ越しただけどは思うけれど…やっぱり悲しいや。

年上のお友達が多いので、ここ数年、淋しいことが多いです。
でも、kさん!観に来てくださったよね。
ご冥福をお祈りします。

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