凛の、ちょっとした思いつ記

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zoom RSS 洗浄という戦場(入浴介助)

<<   作成日時 : 2011/06/04 22:49   >>

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ホントは洗滌(せんでき)だなんて学術的なこと言わないで。ダジャレにならないから(笑)

母を風呂に入れるのは闘いです。
実家は祖母の介護をしてる時に浴室も改装してあって、縦横の手すりもついているので、
母は何とかそれにつかまって浴槽に出入りできるので、介護していて腰が痛いとか身体がキツイとかはないのだが、
精神的に、キツイ。

まず、風呂に入ろうとなってから、実際に入るまでに一時間以上かかる。
立ち上がっては、疲れた、の、ふらふらする、といっては椅子に戻ってへたり込む。
パンツだけ用意しておきなさいといっても、衣裳ケースの養生テープで大きく「パンツ」「シャツ」と書いた抽斗から
下着を用意することも難しい。

何とか浴室に入ってから。
母は普段から呼吸が浅く、肩で息をしている。
「自分は朗読を教えに行っているくらいだから介護の世話になんかならない」とケアマネにも看護士にも言い放つのに
「朗読の先生は腹式呼吸でしょ」と言っても、私の言うことは絶対聞かない。
湯船に入ると水圧がかかるからなのか、私に「大変なことをしている」とアピールしたいのか、
よけい死にそうにハアハアいう。
10秒ごとに「もう出てもいい〜」「もうだめ〜目が回る〜」と幽霊のごとき声でいう。
そのたび「ダメ、まだ温まってない」「ダメ、まだ頭洗ってない」「ダメ、まだ身体洗ってない」と却下する。
「え〜そうだったかしら」「もう無理〜」というので、「温まったなら洗い場に出てもいい」というと
上がってみて「やっぱり寒い〜」と湯船に戻ってくる。

10秒ワンセットでそれを繰り返しながら、叱りつけ、なだめ、すかし、その合間に頭を洗い、湯船で温め、
また10秒ワンセットで繰り返しながら、叱りつけ、なだめ、すかし、その合間に身体を洗い、湯船で温め、
身体を拭いてタオルポンチョを着せ、頭にバスタオルを巻いて、父に引き渡す。
(以前、全部着替えをそろえて「着なさいね」といって出したら、私が上がるまで何もせずタオルに包まって震えていたことがあった。以来父にバトンタッチしないと危ないということになった)

「フラフラする〜」「もう出る〜」のたびに「ダメ!」と却下していると、なんだかこちらが老人虐待をしているような
嫌な気分になってくる。
とはいえ、「目が回る〜」「倒れそう〜」「もう無理〜」をきいていたら、身体も頭も全く洗えない。
それに、こちらも素人だから、本当に具合が悪いのでは、と怖い。
「そんななら、私怖いから、看護士さんにお願いするしかないよ」といったら「そんなの絶対イヤ」と言下に否定された。
とはいえ、私と入っていると、頭一つ自分でこすろうともしない。全部してもらうものと依存してくる。
精神的にぐったりだ。

おとといは珍しく母から頭が洗いたいというので風呂を焚いたが、父が出かけていたので、
私が一緒に風呂から出て、準備しておいた着替えを着せようとしたのだが、
「疲れてもうだめ」と椅子にへたり込んで全然いうことをきいてくれない。
雨も降っていて、結構肌寒い日だったので、そのままほうっていたら風邪を引きかねない。
…私はスッポンポンのまま、無理やり母に寝巻きまで着せ、ベッドまで送り込んだ。
私が全裸で寒そうにしていなければ、母は甘えて絶対に言う事をきいてくれない。
シャツ一枚でも着ていたら、絶対にわかってくれない。
…少し時間はかかったが、何とかベッドに入ってくれた…

ホントに、闘い。
まだまだ、これから、なんだろうけれど。
病状が進めば、もっと大変なことがいっぱい出てくるんだろうけれど。

あ、私40代ですけど、まだ結構脱いだらすごいんです。女優ですからいつでも脱げるように(笑)
サイズも体重も最盛期とほぼ変わってない…あーでも皮の弾力は落ちてるなー表面張力、的な?(爆)

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100歳で死んだバアサンは、苦労し過ぎた人生だったのか、独立独歩。他人の世話にならなければならないようになっても、家族も含めた他人のことなんか、まるで聞く耳持たず。私も、私の兄貴の家族も、バアサンのためにメチャクチャに振り回された。結局、死んでも誰も泣くものなんか居ない。ひたすら、介護から解放されるという、そのことだけを思う葬式だった。「生きる」ということは残酷だ。私が、逆の立場にならない保障は無いが、せめてその前に「結構脱いだらすごい」りんりんさんのナイスバディを、ぜひとも拝まねば…。
haru
2011/06/06 22:48
ありがとうございます。
今私のヒップアップ度合いは、過去20年で一番らしいです(笑)
定点観測者がそういってました。
書架で下の段を配架するときにスクワットしながら棚差ししてるだけなんですが
毎日のことですから、ながらトレーニングも、
正しいやり方をすればなかなかバカにならないようです(笑)

2011/06/08 23:24

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