凛の、ちょっとした思いつ記

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zoom RSS 声の射程と照準

<<   作成日時 : 2011/01/18 00:55   >>

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今朝、東京は氷点下の寒さ。
バイトに向かうバスの中、
すぐ前の座席に座った男性が下車しようと立ち上がった時、膝からマフラーが落ちた。
私も膝の上に荷物を置いていたので、とっさに立てない。
男性は気づかず斜め後ろのドアに向かう。
「もしもし!」
振り向きざま声をかけた。
男性はすでにバスから降りていたが、振り向いた。ドアは私の席からギリギリ見える場所。
私もやっと立てる体勢になったので、マフラーを拾い
「これ、落とされましたよ」と見せる。
あ、という顔をして男性は降車口からまたバスに乗ってきて、
「ども」とか何とかごにょごにょ言ってマフラーを持って降りていった。

芝居の訓練にこんなのがある。
背中を向けた数人の後ろから、その中の一人を決めて声をかけ
背中を向けたほうは、自分が声をかけられたと思った人が手を上げる。
声をかけるほうはきっちりと距離感を持ち、聴く方もアンテナがいる。
まあ、プラクティスとしてそんなに有効だとも思わないが、ゲームとしては面白いものだ。

セリフにいつも必要なのは射程と照準。
丁度の距離に届かせる声の大きさ、強さ、それからきちんと相手一人を目標にしている絞り。
キャッチボールで、とりやすい胸元に丁度の距離で丁度いい強さで投げるのと同じこと。

「もしもし」なんて人を全く特定できない呼びかけ言葉で、バスを降りた相手を振り向かせられたんだから、
私の声の距離と射程もなかなかじゃないの、とちょっとうれしくなった。スナイパー並み?
俳優修行って、24時間365日できるんだなぁと改めて思った。

え、寒いからマフラーないのに気がついて振り向いたんだって? アハハ、そうかも。
だいたい、人の世話やいていて、よく手袋かたっぽとか落とすのよね、私

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