凛の、ちょっとした思いつ記

アクセスカウンタ

zoom RSS 観劇 劇団民藝「野の花ものがたり」

<<   作成日時 : 2017/02/11 11:02   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

紀伊國屋サザンシアターで、劇団民藝『菜の花ものがたり』を観る。
『ザ・ソプラノズ』時代の兄貴分、横島亘さんのご案内。

実在ホスピス院長のエッセイが原作。舞台上には院長のデスク、談話室、患者個室ベッドが4つ。
医療者、患者、患者家族の関わりが描かれる。
私自身は芝居はノンポリだけど、活動としての演劇には「今やるべきもの」っていうのが間違いなくあって、民藝や青年劇場だなぁと肯く、そんな感じの作品。

希少がんGISTの患者家族であり、ここ数年認知症、老衰、ネコまで見送った私としては、思うこといろいろ。

やはり私が一番思い入れたのは、子無し(先に亡くしたようだが)夫婦。まだまだこれからの歳の夫、1対1で向き合うしかないのに間もなく送らなければならない妻。
すごく淡々と描いてる。もちろんそれが日常になったら淡々としていくんだけど、私があの妻だったらもうちょっと愛も前に出すかな〜。キャンサーギフトというやつで、その時間の貴重さを日々突きつけられるのだから。
いや、相変わらず私が愛過剰なだけかもしれませんが。

あと、全体に「淡々と死にゆくまでの場所」的描かれ方。今のホスピスはもっと積極的な所もあるかも。
医療セミナーのMCをしてて「姑息的治療」という言葉をきいて、すごいなと思ったことがあって。
すごく乱暴に言っちゃうと「どうにかしてでも生き延びて、日進月歩の医療が新しい治療法を見つけるのを待つ」的な。
「姑息」って言葉がすごく力強くていい。きっと外国のテクニカルタームの直訳なんだろうけど。
そんな、積極的ホスピス利用者も描いて欲しかったかな。

と、注文が多くなったけど、とても感動的で優しい、いいお芝居でした。隣の女の人べしょべしょに泣いてた。
14日まで。まだちょっとチケットあるそうです。お勧めです。
亘さんがチョコ持って観に来て、と仰ってました。バレンタイン割があるかも?
画像

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
観劇 劇団民藝「野の花ものがたり」 凛の、ちょっとした思いつ記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる