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zoom RSS ウィンザー総括11 無茶な負荷で飛ぶ?

<<   作成日時 : 2016/12/25 15:17   >>

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千秋楽に、去年一昨年と劇団大樹で御世話になった演出家の斉藤貴さんが観てくださった。
斉藤さんはワークショップリーダー型演出家とでも言おうか、今回の演出の「先ず言葉を語るありき」というやり方とも、私自身の「読書百編意自ずから通ず」的ひたすら読み込むやり方とも違う、ぶつかり合って何か生まれるのを楽しむような作り方をなさる。
いまだに覚えているのが、リーディングでダンディな黒猫の不動産屋というのをやった時、宝塚男役風のスマートなのをやってみせたら「いいですねー。じゃあ、今度はそれを『タコ社長』でやってみましょうか」と言われたダメ出し(笑)
無茶なんだけど、安定したところに安住させてくれない突破者。不器用な川野さんや私にとって楽のできる相手ではないが、そのオーダーに「いかようにも」と応えるのは喜びでもある。

その斉藤さんが帰り際、今回の作品とは関係なくこんな意味のことを言って帰られた。
「凛さんは普通にできてしまうから、言葉にがんじがらめにしちゃつまらない。無茶な負荷をかけて爆発力出させるのが面白いんです」

あ!

思い当たる節があった。
まだあちこちセリフ不安があったゲネ前日にテキレジが入り、ミザンスが変わり、場面が入れ替わった。休憩明けにセリフが増えたがどうせシェイクスピアの言葉じゃないし、その場の私の仕事は、ちょっとくらいセリフが違っても、幕開きのテンポ作って「急がなきゃ」だけ伝えられればいいや……
なんか、そのあとから妙に楽に、楽しくなった気がしたのだ。

あれが結果として「無茶な負荷」になって飛べた?
あんなにまじめに苦しんでもがいたのに? そこ?

当たりかどうかはわからないが、私には何かストンと腑に落ちた。
……お芝居って、不思議で怖くておもしろいですね。

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