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zoom RSS 演じ手にはカタルシスはあまりない

<<   作成日時 : 2014/11/10 12:19   >>

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今回の作品は、朗読構成。
役を演じるというのではなく、声と演技という素材で、作品世界と登場人物を描き出していく感じか。
だから、役に入っていくことがあまりない。

もちろん、普通の戯曲で役を演じているときだって、役柄に「なりきって」しまうことなんかプロ俳優には決してなくて、
必ず「役の人物」と、操っている役者としての自分が、常に両方あって、
+−+−と切り替わりながら演じているのだが。
今回、自分と作品とに置いた両足の、軸足である自分に掛かる重心がとても大きくて、
その、作品に没入しない、自分側に引っ張る自制心がものすごく要るので、ものすごく疲れる。

芝居の稽古なら、演じる気持ちよさがある程度はあって相殺されていくのだが、
今回私の担当部分は心理面に深入りしないので、「演らない自制心の疲れ」だけがたまっていく。
すっごいフラストレーション。
実は今個人的に、「来し方行く末を思って鬱」な時期なので、これは結構辛い。

子供相手のお話会なんかは、極力相手の想像力を阻害しない「単純な音声化」を心がけているし
(子供にわかりやすい程度には表現するけど、あまり演じすぎないようにしている)
ひとりで20分超の作品朗読をするときなどは、操る自分が大きくなって、
やはり制御する力が強くなって頭がくらくらするけど、全体を自分で掌握できるしカタルシスもある程度ある。

今回の、「演るけど演らない」疲れ方は、あまり経験したことがない感じ。

演出家に「すっごい疲れるんですけど」と言ったら、
「そうであってほしいです。うーん。座禅と無我の境地の違いというか…」といわれた。
訳わかんないけど、なんかすごくわかる(笑)

同じ劇団に以前客演したときの。これはカタルシスのある作品だった。
写真が主宰も私も若くてかわいいわー。
こちら昔の作品
画像


演じ手にカタルシスはないけど、もちろんお客様には楽しんでいただけるはずです。

劇団大樹 小公演プロデュースVol.6 
月と語りとアンサンブル 『カスタネットの月』
こちら劇団サイト

作・み群杏子 演出・斉藤貴 製作総指揮・川野誠一

日時 12月 3日(水)14時 19時
         4日(木) 14時
場所 Performing Gallery&Cafe 絵空箱 (有楽町線江戸川橋1b出口徒歩3分) アクセスこちら

チケット 3500円(チケット2800円+ワンドリンクチケット700円) 日時指定、自由席
  カスタネットの月をイメージしたオリジナルカクテルも用意されるそうです。

お申込み・お問い合わせはこちらメールフォームから


ご連絡お待ちいたしております。


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