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zoom RSS 父のコンサート 二題 その2

<<   作成日時 : 2014/09/01 11:15   >>

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30日(土)音楽の友ホールにて行われたNPO法人血液情報広場・つばさ 20周年記念行事
「いま感謝の『瞬(とき)』〜生きることは歌うこと、演じること、伝えること〜」に、父が参加させていただきました。
「つばさ」は、骨髄バンクを作る運動から始まり、血液疾患の患者、家族視点での情報収集発信や相談、高額になる薬剤費の助成などの活動を行ってきたNPOです。
今回、父の病気の患者会NPO GISTERSからご推薦いただいて、希少がん仲間?として出演者に加えていただくことができました。

たくさんの薬や治療法のおかげで、がんと診断されてからも、病と付き合いながら自分らしく輝く時代。
そのことへの感謝と、明日への思いをこめて…


プログラムは、急性骨髄性白血病でなくなった、アーチスト・ミュージカル女優の本田美奈子.さんの映像出演に始まり、
多発性骨髄腫のテノール、慢性骨髄性白血病のソプラノ歌手、多発性骨髄腫の着物文化伝承者、骨髄異形成症候群の俳優の方々と、GIST(消化管間質腫瘍)のカンツォーネ歌手である父のパフォーマンス
血液がんとGISTの専門医である先生方の講演が行われました。

父はカンツォーネを4曲。初めてお聴きいただく方がほとんどのステージでしたので、
ポピュラーなわかりやすいナポリターナを中心に選びました。
おかげさまで声の調子もよく、表現も深くて、よい出来でした。
音楽の友ホールは楽譜や音楽関係の出版の関係のホールで、CD録音などにも使われるので
小さめながら響きのすばらしいホールでした。
それにしても、この人の声帯はどうなってるんだか。
打ち上げで78歳とバラしたら、全員、特に音楽関係者がのけぞっていました。
ありがたいことです。
お客様にも楽しんでいただけたようで、本人の免疫力も上がったと思います。

歌仲間からオファーを受けて歌う機会を頂くことは多いのですが、
こういう全く違う集まりで、まだ父の歌を聴いたことのない方に初めてお聴きいただき、お楽しみいただけるのは
パフォーマーとして何よりの喜びです。
私も表現者の端くれとして、とてもよく判ります。

帰り道つくづく考えました。
GISTになったことは、もちろん決してうれしいことではなかったけれど、
GISTになったからこそ、今までになかった方たちの前で、こんな場で歌わせていただける機会を戴けて、
そして、こんな暖かくて力強い仲間に支えていただけている。
不幸せの中でこそ出会えた、大きな幸せ…


本当に本当に、ありがたいです。

今回の『つばさ』の代表の橋本さん。
お子さんが白血病にかかり、救いたい一心で骨髄バンク運動をされ、
お子さんをお送りになった今も、後から来る仲間を支えていらっしゃる。
そんな、言葉では説明しきれない「すごい方だなあ」というのが伝わってきました。うまく言えないんだけれど。

今回父と「つばさ」をつないでくださった、うちのGISTERSの代表も、妻を夫を見送り、その後も仲間のために奔走してくださっています。
本当に頭の下がる思いです。
そんなたくさんの、すごい人たちに支えられています。

身内に患者がいると、目の前のそのことだけでいっぱいいっぱいになってしまうのだけれど…
感謝の気持ちでいっぱいです。

そんな仲間に支えていただいて、父も一日も長く、元気で歌っていってほしいと思っています
そしてもっともっとたくさんの仲間に聞いていただける機会が持てればなあ、と願っています。

ご来場いただきました皆様、スタッフとして支えてくださった皆様、
本当に本当に、ありがとうございました。

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