ここでちょっとだけ介護の状況とかを書いていた母のことですが。 8月8日に急逝しました。 それはもう、本当に急なことで、いまだに父も私も、なんだか狐につままれているような感じです。 認知症はかなり酷くなっていたとはいえ、身体に病変はないと医者に言われていましたし、 その直前の状況をこれから書いていきますが、お読みになれば、 なぜ我々があっけに取られている感じなのかがお分かりいただけると思います。 それほど、この8月にはいってから、特に8日の展開は急でした。 とてもとても私的なことなので、こういうところに書くのもどうかと思うのですが、 私は書いたり話したりすることによって考えがまとまる、 特に日記のようなものでなく人に読まれるのを意識することでまとまっていく部分があるので、 ここに書かせていただきます。 認知症について、医療や葬儀や介護や、何より人間という存在について、生きるということについて、 いろんな事を考えました。 こんな時でも心の中を冷静に覗くもう一人の自分がいるのが習い性になっている。 つくづく、俳優というのは因果な商売だなあとも思いました。 でも、とても大切な経験をしたとも思っています。 女優業にも、バイトにも復帰しておりますので、ご安心ください。 父も月末の浜離宮朝日ホールのコンサートに予定通り出演いたします。 でも正直、もうちょっとあっけにとられているうちに書けばよかった。 二週間たって、ちょっと切なくなってきました。悲しい、とか、寂しい、とかとはちょっと違う気がするんですが。 後悔や、母について今更わかってきたことがじわじわと押し寄せてきています。 とりあえず、コメント欄閉じておきますね。 |
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