凛の、ちょっとした思いつ記

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zoom RSS 金になるとかならないとか

<<   作成日時 : 2009/06/11 17:44   >>

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私が女優仕事を請けるときに基準にしようと思っているポイントがある。

1.やりたい役がある
2.やりたいホンがある
3.金になる
4.名前になる
5.一緒にやりたい人がいる


たとえば、MCとか事務所経由の純粋に「仕事」という、自分で選択権のないものは請ける請けないもないんだけど、
やりたいものを選べるわけじゃないけどお金は入ってくるから3だし。

4は今後の自分のプロフィール、プロモーションになるもの。
あの作品、あのクリエーターとやれる人なら、という私の技術水準保証になったり、
単に、○○さんとお知り合いなんですね、という話の種になるのでもメリットになる場合もある。
(狭い演劇界の場合、「お知り合い」は意外と両刃の剣だったりもするが)

1や2に関しては、プロの役者は請負職人仕事で、色を求められてなんぼと思っているので、
自分でプロデュースして、という気持ちは今のところはないが
それでもいつかはと思っている作品、(前にここでも書いたが)やれるうちにめぐり合いたいという役はある。
友人の書き下ろしの二人芝居に出たときも、2と1と、あと5だったし。

5には、4と関連したプロモーション的な側面
職人として、一緒にやると技術を盗めるというアーティスティックな側面
そして何より、心情的、愛情に裏打ちされた「一緒に何かを創りたい人」という点がある。
こいつが一番曲者で、ただでさえ私は情が深すぎて自分でももてあます、
相手にももてあまされるところがあるので、シビアーにいかなくちゃと思う。
ちょっと深く付き合うとたいていは、もっと踏み込みたい感じのいい人、一緒にやりたい、という
甘めの評価になってしまうので。
もっといえば、出演もしないのに、手弁当で手伝いだけ行ってる所もある。
いいのよ、愛してるから。もうちょっと愛を感じて、返して欲しいけどさ。…閑話休題。


芝居なんかどうせギャラが出たってどうやったって持ち出しだ、という考えもある。
動員の通信費、稽古交通費、稽古後の飲み会代、自前の衣裳小道具、稽古本番で休まなきゃならないバイト代…
見に来てもらった俳優仲間の芝居を今度は見に行かなきゃ、なんてのもある。
(互助会みたいで、大嫌いなんだけど、そういうの)

金のためにやってるんじゃない。だから生活のためのバイトを別にやっている。(その現状は間違いだと思うけど)。
でも…


プロの技術を提供するのに、
その技術を身につけるには元手だって時間だってかかっているのに、
そのために犠牲にしたものもたくさんあるのに、
予算がないのでギャラは出ません、顎足枕も出せませんと最初から言い放たれてしまうのは
ちょっと違うんじゃないかと思う。


3がなければ、1でも2でも4でも5でも、何か
私を納得させてくれ。
元来やると決めたら全身全霊型の入れ込んじゃうたちだから、
終わったときに手の中空っぽの空虚感はつらいのだ。

あと、需給関係が傾いてるからだろうけれど、平然とオーディション料を要求する。
最近は、自分に実りのあるもの(この間からのいくつかのワークショップの様な)は有料でも行くことにしたけれど、
本来技術者が欲しくて探している側と、技術を提供する側は対等であるはずだ。
ネットを見てると、そっちを集めるのが中心?と思うものもある。だまされないでー(若い子達特に)と思う。

こういう事いうと、使いにくい生意気な女優と思われるんだろうな。また仕事縁遠くなるんだろうな。
違うの。真剣に取り組みたいから、飛び込むのに勢いがいるの。
プロフェッショナルでいるためのライン、屁のツッパリはどこなんだろうと、いつも探しているの。

ここ一ヶ月くらい、私は3と5の間でずっと考えている。

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またここだ
また、ここなのだ。 女優として生きていくのはとても難しい。 ...続きを見る
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2009/06/21 00:43

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