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ぼす子さまコメントありがとうございます。 こちらの状況は更に苛烈になってきてますが… 身辺ブログを書ける状況じゃない、って言うか、 書くと、あちこちどっかんどっかん爆撃しそうなので、 ブックレビューをしようと思います。 現実逃避のために、読書量、冊数だけは更に飛躍的に増えていますので… でも、ブックレビューでもそのバックにあるものは、リアルの私の周りな人には充分爆弾で 思い当たっちゃうかもしれないな。 そういう人は、ぼかしてある中身がわかっても、気づかなかったふりをするように。よろしく。 角田光代さんは、たぶん私が今一番波長の合っている(って言い方はおかしいですが)作家さんです。 作品内容や文章表現法の好き嫌いというだけでなく、音読する時に句読点の位置が、 私が息をつきたいあるいはここをこう表現したい、と思うところに打ってある、気がする。 語りの会にも、いくつかかけさせてもらいました。 実はこの作品も、ある会にかけるために二ヶ月間真剣に準備したものでした。 ある事情で…それは流されてしまったのですが… まあ、それはさておき。 私は語りの作品を選ぶとき、お客様に伝えたい一言があるものを選ぶことが多いです。 人が自分から手に取る本は、どんなに読書家でも、ジャンルも冊数も限られています。 本に関わる仕事もしている者として、普通ならその人の網には引っかからなかった作品、作家でも 「こんな世界があるのか」「読んだことなかったけど読んでみてもいいな」と手に取っていただけることがあれば ステキだなと思うから、です。 『小さな幸福』はロンド形式でかかれた短編集です。 ある章でチョイ役で出てきた登場人物が次の章では主役で…という風に、次々と人が繋がっていきます。 単に道を歩いている人でも、その人の人生では主役なんだなあと思う…私はこの形式、結構好きです。 それぞれの恋の中で幸せと思った瞬間はこんな小さなつまんない事で…でもだからこそ素晴らしい。 私の恋もそんなだったなあ…いや、それはさておき…そんな作品ばかりです。 今回取り上げようと思ったのはその9編目。 居酒屋でバイトする京子が常連客に「自分が自分でなくなったような恋をしたことがあるか」と聞かれ 「私地味だからそんなのない」といいながら 「恋人と一緒にいて人生の頂点だと思ったことはある」と言いかける。 帰り道でバイト仲間にその話の続きを聞かれて、 「昔不倫相手と、なんということのない近所の小さな児童公園のベンチでパンを食べただけ」と話す。 その続き、ちょっと読んでみました。 もし権利関係者の方見つけちゃっても、本の宣伝と思って見逃してください。 時間の関係で若干カットしてるのもすみません。 ここの音声ブログは電話で一発録音なんで、声も張れないし微妙な表現もできないので、 これで二ヶ月練習したの、って言わないで、割り引いて聞いてね。 ちょっとここ二三日泣きすぎで声も変だし…って、言い訳ばっかでごめんなさい。 (携帯で読んで下さる方には音声出ないのかな?すみません) 「120%くらい最高潮に幸せでも、そこから先は下り坂なんて絶対の絶対にない」 昔参加した、演出家芹川藍さんのワークショップで「心が辛い時自分に大丈夫といってあげる」というのがあった。 私は今もちょくちょくやる。本当は誰か他の人、それも自分の信頼する人に言われたら、もっと効くんだと思うけれど。 今私もきっと、この京子みたいに言われたいんだな。言われても今の自分は信じられないかもしれないけれど、ね。 …語りのパンフレット用に準備していた文章もちょっと使えて、よかったです。 ちいさな幸福 <All Small Things> (講談社文庫)
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