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zoom RSS 六代目小さん襲名披露興行

<<   作成日時 : 2006/10/30 00:50   >>

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若い同業者のお友達に誘ってもらって、池袋演芸場に
『三語楼改め 六代目柳家小さん襲名披露興行』を見に行ってきました。
上野新宿浅草池袋と続いた襲名披露の最終日直前、日曜とあって、補助席まで超満員、
私はこの間浅草を歩いた時に「ああやっているんだ」と思っていたので、見られてラッキー!でした。
寄席(定席)に行くのはほんとに久しぶり。
落語自体も、6月に三遊亭小遊三師匠の会に行って以来。
いやー、久しぶりに一日泣かずに笑ってたなー(笑) 楽しかったぁ。
1時から5時まで、中入り以外ほとんど座りっぱなしで、お尻痛かったけど。

前にも書いたけれど、落語は最高に勉強になる
目の前でライブで行われるパフォーマンスは何でも勉強になるのだが、語りをやるようになって特に
落語のすごさ、噺家、芸人さんの強さを思い知らされます
今日の演目だって、前座話の「つる」から「たらちね」トリの「たいこ腹」迄
話の内容はオチもディテールも知っているにもかかわらず、何度聞いても笑える
演者によって、同じ話でもまた違った味になるし…
だいたい、たった一人で、照明もなく音響もほとんどなく、何十分も、何十人もの客をひきつけて、
しかも、笑わせる
、ってえんですから、テエヘンだ(影響されてる、笑)
こちとら、一人で語って20分超えると頭ぐらぐらしてきますから…ホント、すごい。

あと、寄席の客席にいると、つい「良いお客」になろうとしてしまいます。
最近、踊ってる時演じている時思うのは、客席と舞台との間に生まれる呼吸こそが表現なのじゃないかと。
だから、演じ手側だけでは完成しない
寄席は特に客電が落ちませんから、お客側も質というか技量というかを問われる気がする。
どれだけ演じ手を乗せられるか…なんて、自意識過剰ですかね。
でも、自分が演じ手側に回るときには、明らかに客席の息遣いによって自分の表現が変わるので…
今日もなー、ゲストで来てた山田隆夫さん(ホラ!笑点の座布団配りの人)には、
途中から明らかに何度も目が合っちゃって、私に「重点的にお送り」されてた気がするもんなー。今日最前列だったし。

それから、人間関係認識、立場認識、ステイタスっていうやつについても考えさせられました。
襲名興行のご挨拶の中心は、鈴々舎馬風師匠、橘家円蔵師匠。重鎮です
馬風師匠なんて、いまや落語協会会長ですよ。
でもねー。あんまり言うと年がばれそうなんでアレなんですが、私の感覚だとどうしても
子どもの頃テレビで見ていた「かえるさん」「月の家円鏡さん」なんだなあ。
今日も、お年を召されたなあ、貫禄つかれたなあと、なんかすごく感慨深かったですが。
馬風師匠の噺に「三平師匠とこぶ」ってのが出てきましたが、
あの方もやっぱりまだ私の中で「正蔵師匠」ではなく「こぶ平チャン」だし。
(こぶ平さんはむかーし昔、うちの山口師匠と少年ドラマで、高校野球部員の役でコンビで出てたのです…DVD見たけど、コメディリリーフのすっごく美味しい役…内緒の話(笑))
だいたいが今日の主役「小さん」という名前も、私の頭に浮かぶのは、五代目
「剣道の上手な丸い狸顔のあさげ(即席味噌汁)のおじいちゃん」
だし…
人間、最初にその人に対して出来上がった認識を変えるのは、なかなか大変です。
歌舞伎も落語も、襲名というシステム、大変だけれど、伝統を外枠からもつないでいく
面白い仕組みだと思います。

…なあんて、言葉にすると、小難しいこと考えてるようですが、
私が何をしてきたかと一言で言えば、最前列でケラケラよく笑う、いいお客をしてきました(笑)
六代目、新小さん師匠。
上品で端正な芸風で、ともすればイジメっぽくなる『たいこ腹』を嫌味なく聞かせていただきました。

楽しい一日を、ありがとうございました。
あと、呼んでくれた「も!」さん、ありがとうね(^^♪

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