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zoom RSS 見てきましたよ、劇団青年座『評決』

<<   作成日時 : 2006/02/19 03:26   >>

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ブログ記事でご紹介した『評決』やっと見てきました。
いやー、おもしろかった!!! 知り合いがいるからって、お世辞じゃなく!
新劇の劇団の芝居を見て、こんなにおもしろいって思ったこと、ないかもしれない。

ってか、チラシのキャッチや青年座サイトの紹介、山口さんから伺っていた話などから、
もっと暗ーい、クソ真面目な、演劇的なあるいは思想的な主張が前面に出た、
いかにも「ド新劇」っていう作品を想像
していたのだが、ぜんっぜんそうではなくて、
それでいて、終わって帰ってきてから、その主題について考えてしまうような。うん、理想的。

昭和3年に実際にあった日本初の陪審裁判を題材にしているのだが、
まず、その初の陪審員に選ばれたさまざまな職業の12人男達の書き分け演じ分けが素晴らしい。
あれだけのキャラの玉数が揃うということは、やはり青年座の層の厚さのせいだろう。
(よく、吹替えで「新劇の人はみんな演技がしっかりしていて、それに比べ
専業声優事務所の人はいまいち芯にもってこれない」と
思い込んだり、公言したりするディレクターさんがいて、
私も新劇出なのにと思ったり、新劇でも?な人もいるのになあと思ったり、口惜しい思いをしたりすることもあるのだが、
こうゆうのを見ると、やはり総じて平均点が高いのかなあ、とは思う。もちろんどちらも玉石混交ではあるのだが…
閑話休題)


山口さんも、ご自身では青年座ブログなどで「お客に嫌われるだろうな」「イヤなヤツ」といっておられたが、
たしかに思い込み決め込みの烈しい、やなヤツなのだけれど、それにはそうなる理由があって、
人間的にはとても、ある意味「カワイイ」人が出来上がっていた。私怨を陪審に持ち込む、自分に正直なヤツ。
役柄的にも、一番スタンスがはっきりと書かれていて、オイシイ役かもしれないが、それも腕があればこそ
着物姿で空中1メートルも浮かんで飛んでるし(笑) ちょっとしたこなしが口惜しいくらい巧い。
憎々しいセリフも、もちろん。
カーテンコール前?の去り際まで、やなヤツで(笑) カワイイ。
やっぱすごいわ、この人。柄も特異だし。
川野さんが「ズルい芝居」といっていた意味がよくわかる。
こんな人と、本息でがっちり組んで芝居してみたい
(でも、正直、怖いけど…だって負けたくないじゃん、同じ役者として…十年早いか)


うーん、もっと早く見に行って、もっと早くここで「みんなも見てー!!」って言えれば良かったのに。
ちょっと残念。今日19日が千秋楽です。14時から。まだチケットあるかな?
見て損はない芝居ですよ。私、実は決して「芝居見るの大好き人間」ではないんですけど。その私が言うのだから。

んで、見終わって一番考えたことはコレ。
「陪審員制って日本人には絶対向かないなあ。
情に流されない。予断を持たない。ひとを論理的に言葉で説得する。これって、日本人に一番苦手なことかも。
裁判員制度が始まるけれど、そのためには小学校くらいからディベートでも訓練しなきゃいけないんじゃないかな」

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